アカイサキ
スズキ目ハタ科ハナダイ亜科
2023.6.12:投稿
【分布域】相模湾以南の太平洋沿岸、南日本の日本海沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】水深40~300m。潮通しの良い、岩礁域に生息する。
【特徴】体色は黄色が混じった赤色。体はよく側扁し、体高が高い。雄の背鰭棘部に淡褐色斑があり、眼の周辺には複数の黄色いラインが入る。雌には鰓蓋後縁を通る赤色横帯があり、背側中央には黒色の斑点がある。
「憧れのスター!?」
2023.6.10。
ついにその姿をこの目で見た!
永い間、憧れ続けたアカイサキ幼魚。
「アカイサキ幼魚の原点」
もう何年前だったか、、、
それすらもはや定かではない。
大瀬崎湾内の深場(多分)で撮ったRちゃんの「アカイサキ幼魚の写真」。
そこに写っているアカイサキ幼魚の姿が、しっかりと私の目に焼き付いている。
私にとっては、その写真こそがアカイサキ幼魚の”原点”。
「良いなぁ~!!アカイサキ!」
「私も見たい(撮りたい)」
「またRちゃんがアカイサキ撮ってた~ずるい~((笑)」
この数年間、何かにつけて、うるさく、しつこく思い続け、且つ言い続けた(笑)
しかし、意に反してアカイサキ幼魚と出会うこと(撮影すること)は、ニアミスも交えながらの”未遂”に終わり続けた。
2023.6.10~11 伊豆東海岸にある「赤沢」でのハナダイ合宿!
初日、赤沢に到着後の1本目。
0番ブイからエントリーして目的の砂地へと泳ぐ。
みんなから遅れ目に到着すると、先に着底していたRちゃんが振り向いて私を見ている。
もちろん、一瞬で理解した。
それは「アカイサキ幼魚が居るよ」のサインだと!
水深36~7m。
ダイバーが行けるぎりぎりの40mにほど近い深場。
そんな限界場で、人と人との心のやり取りがあった。
アカイサキ幼魚を介して!
”原点”の写真を撮ったその張本人(笑)・Rちゃんに教えて貰ったのだ!
私には最高の出会い方!
魅惑のキラーパス!!
さすが憧れのスター・アカイサキ幼魚。
素敵な演出での舞台登場となった!
*アカイサキ幼魚が”スター”だと思っているのは私(限定かもしれない)
一般的にアカイサキ幼魚が”スター”という位置付けにあるかどうかは定かではない。
念のため。。。
データ詳細
撮影日
2023.06.10 #1278
撮影ポイント
赤沢 0番
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「アカイサキ」
アカイサキは雌性先熟の魚で、体長35~40cmほどまでは雌として生きる。
それ以上大きくなった個体が雄へと性転換する。
紙媒体の図鑑にはアカイサキの幼魚に関する記載は殆どない。
止む無くネットで検索すると、やはりアカイサキは成魚についてのみがヒットする。
しかもそれらは、釣りの対象としての記事や魚市場での評価、料理の仕方などばかりが出て来る。
アカイサキはハタ科のハナダイ亜科に属している。
他のハナダイ達と同じように、もっと注目され、もっと”人気”を得てもいいのではないかと思う。
私の偏愛だろうか?(笑)
データ詳細
撮影日
2023.06.10 #1278
撮影ポイント
赤沢 0番
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)