アカハラヤッコ

スズキ目キンチャクダイ科アブラヤッコ属

2022.7.24:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、和歌山県、高知県、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域に生息。水深10~30mの潮通しの良い場所で多く見られる。
【特徴】頭部の体地色は灰色で腹から体後半は赤色から橙色。体側の暗色斑は短い線か点状。尾鰭は濃紫色。背鰭と臀鰭は青色で縁取られ、後端には同じ青色のラインが見られる。
サンゴや根の隙間を縫うように泳ぎ、非常に警戒心が強く近づくことすら難しい。普通種。




「嫌われている!!」

私が訪れる海では、アカハラヤッコを比較的良く目にする。
伊豆の田子・白崎でも季節来遊魚として会うことがある。

従って、今まで何度もアカハラヤッコを被写体にしてシャッターを切るチャンスはあった。
警戒心が強く、ちょろちょろと良く動き”難敵”であるのは分かっている。

が、しかし。

狙っているのに撮れないのはどうしたことだろう。こちらもムキになって来る。

「今度こそは撮れたぞ」と喜ぶと、大体糠喜びで終わる。目ピンが。。。



もはや、アカハラヤッコには「嫌われている」としか思えない。笑



端から他人(ひと)から好かれようとは思っていないので、陸上では特に「嫌われている」と感じることはほとんどない。鈍感なのかも知れないが。

それでも、確かにアカハラヤッコには嫌われている。



「嫌われている」というキーワードで思い出すのは、自分の体験より歌や映画の世界。
・中島みゆきの「化粧」という歌。色々な人がカバーしているが、中島みゆきにしか書けない世界(歌詞)。
・「嫌われ松子の一生」小説が映画化された作品。題名にインパクトを感じて観た。




参考写真:2019.10 @沖縄本島 恩納村 裏山田
「撮れた」と思ったが失敗に終わった代表例。
「嫌われセツコのアカハラヤッコ!」

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.07.15 #1153

撮影ポイント

西表島 カメP

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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