2024.1.3：投稿

【分布域】東京湾～土佐湾。
【生息環境】岩礁の礁原や礁斜面に生息する。礁壁や転石帯の岩肌、砂泥底などで見ることが出来る。生息水深は20～90m。
【特徴】体は赤褐色、短毛で覆われている。甲は球形球形。はさみ脚は太くて大きく、第3、4歩脚は他の脚に比べて短い。常に後ろ2対の歩脚でカイメン類を背負い、カムフラージュしている。





「冬の柏島」

2020年から毎年、冬の柏島へも通うようになった。
しかし、今までのそれは11月や12月初旬のこと。
2023年は年末も押し迫ったクリスマスシーズン。

3日目の25日は風も強く、海は激しく時化ていた。

もちろん、そんな天候でも安全が確保されるポイントを選んで潜ったのだが。
海の中から水面に浮かぶ、乗ってきた船の船首が海に浸かってしまうのではないかと思うほどに、波に弄ばれているのが見えたそうだ。（私は気付いていなかった。。。）



そんな海況で出会った可愛らしい生物！
アカゲカムリ！

内心「あぁカイカムリか～」と思った。
”被りモノ”は様々でも「カイカムリ」は「カイカムリ」。
今までに何度か会って来たし、写真も撮ってきた。

後で、紹介してもらったのは「カイカムリ」とは同属でも別種の「アカゲカムリ」だったと知った。

横着をしてスルーしなくて良かった～！（笑）