アカエイ

トビエイ目アカエイ科

2022.1.6:投稿



【分布域】北海道~九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋沿岸、小笠原諸島。
【生息域】水深15m位の浅海の砂底に生息。
【特徴】背面は赤褐色~灰褐色。眼の周辺と噴水孔付近、そして腹面は黄色。体は平たく、吻はやや尖る。体表は基本的に滑らか。尾はしなやかな鞭状で背面に短い棘が並んでいる。



アカエイは温帯種であることから、国内でも広域で見ることが出来る。
また、夏前の交尾の時期には雄が雌を追いかけているところが見られるそうだ。

ダイバーが攻撃的なことをしない限り襲ってはこないが、尾にある棘には毒腺があり刺されると激痛に見舞われる。

繁殖形態は卵胎生で、雌が体内で卵を孵化させる。春から夏にかけて浅海で出産され、稚魚は大人と同じ形をしている。成魚は60cm位であるが、稚魚の大きさは10cm程。

天敵はサメ類で特にシュモクザメ類に狙われる。



参考写真:同じ時の同じ個体。
ナイトダイビングでの出会いだった。
先に後ろ姿の参考写真を撮り、横へ回り込んで上の写真を撮った。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2016.08.23 #580

撮影ポイント

田子 瀬浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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