アデイトベラ
スズキ目ベラ科イトベラ属
2022.6.4:投稿
【分布域】伊豆大島、小笠原諸島、静岡県富戸。
【生息域】やや深い岩礁斜面の砂礫底に生息。
【特徴】雌雄ともに色彩や模様のバリエーションが豊富な魚。雄相は尾鰭付け根から体前方へと伸びるV字形のラインがある。婚姻色になると、このラインが青色に輝く。眼の上から多数の青色のラインが背面を通る。雌相は赤色やオレンジ色の美しい体色をしている。雌相と幼魚には、背鰭の前方と後方に、尾鰭付け根にそれぞれ1黒色点が計3個ある。
【識別ポイント】幼魚はイトベラの幼魚に似るが、3黒点あるのは本種アデイトベラである。
「アデイトベラ 雌相」
小笠原諸島では「普通種」のようだが、それ以外の海では「稀種」だそうだ。
しかも生息水深が30m辺りと深い。
伊東の砂礫底にアデイトベラのハーレムが複数作られているとの情報あり。
アデイトベラは、もし首尾よくゲット出来ればmy新種。
砂礫底でインストラクターのミカちゃんがライトで照らす魚。
阿吽の呼吸で本種「アデイトベラ」だと理解。
そこそこ泳ぎ回っていたが、撮り収めた。
鮮やかな赤色の体色が「艶」の名前に恥じない美しさ。
情報では「ハーレム」と聞いたが、雄相は視界の中にはいなかった。
今度は「アデイトベラ・雄相」をリクエストしようと思う。
何事も ”step by step” と言うではないか。笑
雄相、幼魚。
バリエーション豊富だと言う本種、違った色彩の個体にも会いたい。
取り敢えず、下の参考写真を含めて本投稿で使用した3枚の写真は同じ時の同じ個体である。
データ詳細
撮影日
2022.06.02 #1139
撮影ポイント
伊東 白根南
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)