フタスジリュウキュウスズメダイ
スズキ目スズメダイ科ミスジリュウキュウスズメダイ属
2024.8.16:再投稿
尾鰭と臀鰭が未だ青い幼魚を撮った。
最後尾に掲載。
2021.5.14:投稿
10年以上も前の写真。社長(沖縄GreenGrass、汐崎氏)に案内してもらった恩納村・山田での1枚。
フタスジリュウキュウスズメダイ、最近では伊豆の田子などでも会うことができる。とても馴染み深い種。
私にはよくあるパターンだが馴染み深い種ほど写真が少ない。何時でも撮れると思ってカメラを向けないのか、撮ったとしても集中力を欠いた写真でボツにしているのか??
さて、スミツキアトヒキテンジクダイ(’21.3.22)を投稿した際「長い名前チャンピオン大会」を開催(自分だけで)した。そこで栄えあるチャンピオンに輝いたのが本種フタスジリュウキュウスズメダイ(15文字)だった。
チャンピオンに対して失礼がないよう、しっかり向き合うことをその時決意した。
データ詳細
撮影日
2010.10.10 #149
撮影ポイント
沖縄本島 恩納村 山田
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
再度真剣に向き合う決心をした後に撮ったフタスジリュウキュウスズメダイ。(あまり代わり映えしない??)
サンゴの上でのんびりしている青抜きの本種も狙ってみたい。
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁域やサンゴ礁域の枝状サンゴに群れている。サンゴの上に出ていることも多いが、危険を感じると枝間に隠れてしまう。
【特徴】体側には、はっきりとしたウロコ模様がある。胸鰭を通る黒色の帯と、尾鰭付け根の黒色の帯が2本。背鰭、腹鰭、臀鰭も黒色。成魚も幼魚もほぼ同じ色形。
本種が属している「ミスジリュウキュウスズメダイ属」には、ミスジリュウキュウスズメダイ、ヨスジリュウキュウスズメダイ、ミツボシスズメダイが日本では見られる。ミツボシクロスズメダイは別として、ミスジもヨスジも白色と黒色のマドラスボーダー柄だが本種は違う。
参考写真は上の写真と同じ時。群れの中で1番のチビを狙ってみたが、微妙に目ピンが来ていない。幼魚もほぼ同じ色形であることを写真にしたかったのだが、、、。
データ詳細
撮影日
2021.05.01 #974
撮影ポイント
奄美大島 倉崎ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
何だかやたらと黒ずんだフタスジリュウキュウスズメダイの群れたち。サンゴも黒ずんで見える。その理由は分からない。
しかも中央の個体、名前の由来である黒色の横帯が無い。その理由は「成長を重ねると帯がはっきりしなくなる。幼魚ほど帯が明確」と図鑑に書かれている。
データ詳細
撮影日
2015.09.21 #512
撮影ポイント
水納島 鉄塔前
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「正真正銘?の幼魚(笑)」
図鑑『スズメダイ』に載っているフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚の写真は尾鰭や臀鰭の後端が青色をしている。
そんな幼魚を撮りたいものだと前々から願っていた。
人間の場合、未だ幼い状態、そこから転じて”未熟な様”を「クチバシが青い」と言ったりする。
フタスジリュウキュウスズメダイが幼い場合も、尾鰭や臀鰭の後端が青いらしい(笑)
参考写真:同じ写真。
元写真。サンゴの枝と比べて小ささが分かるのではないかと思う。
データ詳細
撮影日
2024.08.11 #1432
撮影ポイント
田子 小蝶アラシ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)