モンツキスズメダイ
スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属
2021.5.6:投稿
人間が着る”紋付”は正装。
スズメダイの方は”普段着”として日常的に”紋”を付けている。
但し、人間の紋付は「五つ紋」「三つ紋」「一つ紋」。スズメダイは「二つ紋」。紋の数が多いほど格式は高い。「二つ紋」を普段着にしてるとは!
「モンツキスズメダイは、やや内湾性のサンゴ礁外縁の中層に生息する」と図鑑にはある。私の感覚では「中層」というより比較的浅い水深で見ることが多いと思うが間違いだろうか。。。単独で生息する事もあるようだが、ほぼ”小さな群れ”を作っている。琉球列島を分布域に持つ。
データ詳細
撮影日
2019.10.21 #840
撮影ポイント
沖縄 残波 一文字
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
モンツキスズメダイの特徴は、胸鰭の付け根にある黒色の斑紋。これが名前の由来であることは言うまでもない。
モンツキスズメダイが属す「ソラスズメダイ属」の他の多くの種がそうだあるように、本種も動物性プランクトンを主食としている。
モンツキスズメダイには”偽物”が居るので注意が必要。
よく似た「ニセモンツキスズメダイ」が居る。2種の違いは、ニセの方は尾鰭の先端が黒く縁取られている。ニセの個体数は少ない。
本種モンツキスズメダイは普通種である。
データ詳細
撮影日
2018.11.22 #748
撮影ポイント
石垣島 ネオンポイント
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
モンツキスズメダイの生息環境として私のイメージに近い写真。
内湾性の浅所で枝サンゴの上に他の種とも混じりながら、小さな群れで泳いでいる感じ。
フタスジリュウキュウスズメダイ、テングハギが写り込んでいる。もっとも、この時ガイドの方はテングハギを紹介したかった場面。もちろん、テングハギも撮った。
参考写真:同じ時の別ショット。画面左下にチビが写っている。モンツキスズメダイは幼魚も成魚も同じ色彩。成長に伴う色形の変化は見られない。
データ詳細
撮影日
2015.09.19 #508
撮影ポイント
沖縄 恩納村 山田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)