ヨスジリュウキュウスズメダイ

スズキ目スズメダイ科ミスジリュウキュウスズメダイ属

2021.3.24:投稿



本種はてっきり「リュウキュウスズメダイ属」かと思ったが、「ミスジリュウキュウスズメダイ属」だった。ミスジさんが代表して属名を名乗っているようだ。

このミスジリュウキュウスズメダイ属の中で日本国内の海で見られるのは、フタスジ・ミスジ・ヨスジリュウキュウスズメダイとミツボシスズメダイの4種。

この中ではミツボシスズメダイが最も普通種。伊豆でも年間を通して観察できる。

フタスジ→ミスジ→ヨスジと観察機会は少なくなっていく。

ヨスジリュウキュウスズメダイの分布域は国内では沖縄島以南。日本ではやや稀種。

世界では西太平洋の熱帯域。私は石垣島とパラオで出会った。

水深5m以浅のサンゴ礁池や内湾の枝サンゴで群れを作って生息している。雄1匹に対して多数の雌というハーレムを作っている。サンゴへの依存度は高い。



3/22に投稿した「スミツキアトヒキテンジクダイ」の記事の中で、独断と偏見に満ちた「長い名前チャンピオン・コンテスト」を行った。栄光?のチャンピオンに輝いたフタスジリュウキュウスズメダイ(15文字)についで次点に入ったのが本種ヨスジリュウキュウスズメダイ(14文字)
*隠れチャンピオンはミツクリエナガチョウチンアンコウ(16文字)事情があり失格。

データ詳細

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撮影日

2019.03.21 #772

撮影ポイント

Palau Ulong Channel

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

体長はおよそ5〜6cmだった。体色は白色、体側に3本の黒色の横帯、更にもう1本尾鰭後端も黒色。合計4本の横帯があるのが最大の特徴。

 

同じ属のミスジリュウキュウスズメダイと良く似ているが、こちらは尾鰭後端が黒くならず3本の横帯のみを持つ。したがって、尾鰭を観察すればミスジかヨスジかを容易に判別できる。

 

判別ポイントの尾鰭だがハート型にも見えて可愛い。

 

参考写真の個体は小さ目で各鰭端が青色だった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.11.22 #749

撮影ポイント

石垣島 名蔵湾 マッシュルームⅡ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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