アケボノハゼ
スズキ目ハゼ科ハタタテハゼ属
2021.1.1:投稿
閉塞感に包まれた世界に、1日も早く「夜明け」が訪れることを願って、夜明けの空「曙・あけぼの」に因んで、「アケボノハゼ」で2021年のスタート!
アケボノハゼの生息水深は35〜50m。潮通しの良いサンゴ礁域の礁斜面や岩礁斜面の砂礫底に巣を作ってホバリングしている。危険を感じると巣の中へ隠れてしまう。単独或いはペアーでいる。
日本での分布は伊豆諸島、八丈島、高知県柏島、屋久島、奄美大島、西表島、沖縄諸島など。
第1背鰭前部は伸長し先端は尖らない。尾鰭はやや湾入する。体の前方は乳白色から淡い黄色味の差した白色。後方から尾柄部は濃紫色。各鰭には臙脂色も加わる。
データ詳細
撮影日
2015.10.20 #526
撮影ポイント
万座 オーバーヘッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
アケボノハゼには何度か出会っているが、今回の写真は全て万座・オーバーヘッドロックでムラさんとマンツーで潜った時のもの。
幾つかのショップが乗り合う船の上で、ムラさんが「アケボノへ僕らが1番乗りで行きたいので、早目に用意して下さい」と耳元で囁き、真っ先にエントリー。作戦大成功で無事ゲットした。
ハタタテハゼ属には本種アケボノハゼと共にハタタテハゼ、シコンハタタテハゼが属している。何れも甲乙付け難い美しさ。それにしてもアケボノハゼの色彩のグラデーションは素晴らしい!
そして誰がこのハゼの和名に「アケボノ」と名付けたのかと思うが、これは有名な話。 生物学者、特にハゼ学者の現上皇陛下が皇太子の頃、皇太子妃美智子様のアイディアで「アケボノハゼ」と名付けられたとのこと。ギンガハゼ、ニチリンダテハゼなども命名されたそうだ。
清少納言の「枕草子」の冒頭 ”春はあけぼの。やうやう白くなりゆく。山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる”
データ詳細
撮影日
2015.10.20 #526
撮影ポイント
万座 オーバーヘッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
せつこ
2021.01.03
12:52
まきさん
いつもコメント有難う💕嬉しいです😊
アケボノハゼ 本当に素敵。
ハタタテハゼはツーショット、スリーショットの満足な写真が撮れたらアップします😉
HP少しずつ改良していくつもり。
今年もよろしくお願いします❣️
まき
2021.01.02
12:24
待ってました!!私の大好きなハタタテちゃんのお仲間👍新しい一年の幕開けにふさわしいアケボノ🌅この子は本当に大人っぽい色彩で、なんとなく暗いところにいてライトをバンバン当てづらいからか、肉眼で見るよりも、綺麗なお写真の方が美しさを堪能できる気がします✨
今年は少しでも自由で、希望の光が見えるような、そんな年になりますように🌟
(ニチリンにリンクが☺️👍)