2020.11.25：投稿

水深100mの砂泥底に生息するが、伊豆半島では春から夏にかけて浅い水深へ上がって来る。そんな時、ダイバーはカスザメとの遭遇が可能となる。

日中は砂に埋もれて生活し、夜間は活動的になる。待ち伏せ型捕食者。

写真は手で風？水流を送って、被っている砂を払っているところ。

間違っても手で直接払ってはいけないそうだ。餌と勘違いして噛みつかれる危険があるとのこと。

１枚目の写真のほぼ10年前の2010年。
台風の影響で翌朝出船する保証はないままでの前泊神子元ツアー。
結果、なんとか出船したものの、海面は凄いうねりと高い波が立っていた。
この日、ハンマーに出会うことは叶わなかった。そして出会ったのはこのサメ。
水中でムラさんがスレートに名前を書いて紹介してくれた。

夕方お店に戻ってムラさんに聞いた。
「あのサメ、なんて名前だったっけ？　バカザメ？アホザメ？ダメザメ？」
私的には、なんかネガティヴな、今風に言うとディスる？名前だったと記憶、考えられる名前を連呼してみたが、すべてハズレ。

因みに
私の脳の”設定”には記憶（言語）の項目があり「カタカナの単語は受け入れ不可」となっている。

ん〜なんとかしてカタカナの単語も除外しないように、脳の”設定”を早急に変えなくては！！と決意した思い出深い「カスザメ」

追記：
＊神子元島は伊豆半島の最南端から南東沖合11kmに位置する無人島。島には灯台がある。（参考写真）
神子元島周辺の海は外洋であり、激しい流れがあることもしばしば。
＊「前泊神子元」とはダイビング前日の夜出発して現地Shop近くの宿に泊まり、翌朝の第１便から乗船しダイビングするスタイルのツアーのこと。
＊ハンマーとはアカシュモクザメのこと。頭の形が金槌に似ていることからのニックネーム。