インドカエルウオ

スズキ目イソギンポ科

2025.11.14:投稿



【分布域】琉球列島以南。
【生息域】サンゴ礁域に生息。10m以浅に多い普通種。
【特徴】成魚の体色は一様に黒っぽい。幼魚の体色は黄色。稀に緑色の個体もいる。背鰭や臀鰭は非常に大きくて高い。サンゴの枝間を活発に動き回る。産卵もサンゴの枝間で行い、卵を守る。






「インドカエルウオ」

2025年10月。
八丈島に行く予定だったが、
相次ぐ台風の被害が大きく、急遽奄美大島へ変更になった。



到着後の1本目。
奄美大島のメイン・ビーチポイント 倉崎ビーチへ。

海の中は、ややうねりが残っていた。


潜り始めて30分程経過したころ。
今回の引率インストラクター・将史君に手招きされた。
サンゴの上に半身を出した黄色いというよりオレンジ色の小さな魚。

今までにも見たことがあるような親近感、既視感。
が、待てよ!

頭の中を検索すると。
この魚は「初見」だとの結果が出た。


真面目に撮らねば!と思った途端に、件の魚はサンゴの枝の間に逃走した。
結構なビビりらしい。

ここは1度、撤収。
いや、撤収した振り。

少しの間を置いて戻ると、サンゴの上にほぼ全身を出してのんびりしている。
少し警戒心を解いたらしい。
今が「チャーンス!」と2回シャッターを切った。


陸に上がって、調べてみたら本種・インドカエルウオの幼魚だった。
今回の奄美ツアーでの最初のmy新種ゲット~!

将史君からのプレゼント!
嬉しい限り。




訪れるはずだった八丈島。
宿泊施設やダイビングショップはこの時、断水状態が復旧していなかった。
八丈島で被害に遭われた方に、こころよりのお見舞いを!


また、改めてお邪魔させて頂けたらと思っている。





参考写真:同じ時の同じ個体


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2025.10.21 #1569

撮影ポイント

奄美大島 倉崎ビーチ

使用機材

SONY α1-Ⅱ (FE 90mm F2.8 Macro)

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