ホタテガイ
イタヤガイ科
2025.9.22:投稿
【分布域】北海道、東北地方。
【生息環境】生息に適しているのは海水温5℃~19℃。浅海の砂底に生息。
【特徴】殻径は20cm程の大きな二枚貝。貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻が合わさっている。ふくらみが強い方が右殻である。殻の中央には大きな閉殻筋(貝柱-断面円形の横紋筋とその傍らに断面三日月形の平滑筋)がある。また、外套膜(ヒモ)の周囲には、およそ80個の小さな眼点(眼)があり、明るさを感じることができる。水管や砂に潜るための足は発達せず、砂底で右殻を下にして砂に潜らずに暮らしている。
「帆立貝」
食材としての帆立貝(ホタテガイ)は、私の中ではTOP10に入る。
それだけ愛してやまない帆立貝だが、海の中では出逢ったことがなかった。
北海道の羅臼の海。
水温は6℃だった。
現地ショップの方によると、ホタテガイが集結して山のように積み重なることもあるとか。
我々が潜った時は”山のように”とはいかなかったが、結構な数のホタテガイが集まっていた。
そして、円盤が跳ぶよう移動していた。
ヒトデが天敵だとか。
危険を回避して跳んでいたのだろうか??
ふくらみが強い側を下にして移動する。
参考写真:同じ時の別個体。
小さな黒い点は眼。明るさを感じる機能を持つ。
データ詳細
撮影日
2025.05.24 #1523
撮影ポイント
北海道 羅臼 ローソク岩(トド岩周り)
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)