ナメダンゴ
スズキ目ダンゴウオ科

2025.5.27:投稿
【分布域】北海道オホーツク海沿岸、青森県、間宮海峡。千島列島、カムチャッカ半島西岸、ベーリング海。
【生息域】岩や海藻の隙間に隠れて生息。
【特徴】体形は丸い。第1背鰭は高く、骨質こぶ状突起をわずかに被るか、或いは全く被らない。全体的にこぶ状突起は大きく、両眼間隔域では4列に並ぶ。胸鰭は吸盤状。色彩変異に富んでいて黄色、赤色、ピンク色、緑色などの個体が見られる。体長は約5cm程。
「ナメダンゴ」
北海道 羅臼の海。
水温は6.7℃。(数日前までは4℃だったとか)
体長は約5cmのナメダンゴ。
この日のちょうど1週間前。
日本最西端の与那国島の海で潜った。
与那国島は台湾にほど近い。
水温は29.7℃だった。
出逢った魚はシロカジキ、イソマグロ、ハンマーヘッドシャークなどの大物。
この水温差。
ターゲットの体長差。
老体の身で、このギャップに付いて行けるのか心配ではあった。
北の海に棲むナメダンゴ。
予てからの”羨望の1種”。
着込んだドライスーツの中ではナメダンゴへの”情熱”が、自家発電の役割を果たして全く寒くは感じなかった(笑)
データ詳細

撮影日
2025.05.24 #1524
撮影ポイント
北海道 羅臼 ローソク岩
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「初見参個体・ナメダンゴ」
岩礁域の壁。
貝?(多分)の上にチョコンと載っていた。
じっくりとピント合わせが出来る周囲の環境ではなかた。
イチかバチかのシャッターを切った。
体中こぶ状突起に覆われている。
同じ科のダンゴウオの体にはこの様な突起はなく滑らか。
冒頭の赤い個体もこの個体も、同じ時の同じポイントで出逢った。
データ詳細

撮影日
2025.05.24 #1524
撮影ポイント
北海道 羅臼 ローソク岩
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)