ミナミトビハゼ
スズキ目ハゼ科トビハゼ属

2025.6.16:投稿
【分布域】大隅諸島、琉球列島。
【生息域】河川の河口付近の海岸から干潮域最上流に生息。特に河口域の泥干潟や汽水性湿地に多い。泥底を好み、日中の干出時に泥面で活動し、それ以外は岸辺に這い上がり休息する。
【特徴】第1背鰭前部先端は尖り、縁辺に黒褐色帯がある。体側に滲んだような小黒色斑が散在する。
「トビハゼか?ミナミトビハゼか?」
識別ポイントの第1背鰭が閉じていては決め手に欠ける。
これだから、鰭全開の写真が求められる(涙)
が、しかし。
写真の個体、体側に斜めの帯がある。
『日本のハゼ』のトビハゼとミナミトビハゼの写真を見ると、体側に斜めの帯があるのはミナミトビハゼである。
ミナミトビハゼとした主な理由はそこ。
佐賀県有明海のムツゴロウを撮りに行った時、同じ干潟上に居た本種。
ムツゴロウより体長は明らかに短かった。
そこもトビハゼ属の特徴。
データ詳細

撮影日
2025.04.13
撮影ポイント
佐賀県 小城市 芦刈町永田 海遊ふれあいパーク
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)