モヨウタツウミヘビ
ウナギ目ウミヘビ科タツウミヘビ属

2025.1.31:投稿
【分布域】和歌山県、高知県、愛媛県、大隅半島、奄美大島、沖縄島。
【生息域】砂底域に生息。巣穴を掘って潜っている姿が観察されている。
【特徴】体は乳白色。不明瞭な暗色横帯が多数ある。体は細長く、尾部は全長の51%以上ある。両顎には鋭い円錐歯が多数あり、両唇には多数の髭をたくわえている。全長1.6mに達する大型種。
「イイワケ。。。」
分かってはいる。
この写真が完璧なピンボケであることは。
この写真を撮った時の状況。
エントリー後、水深34.7mの砂地へ下りた。
長年の念願ニシキアナゴを撮るのが目的だった。
が、その結果は惨敗。
ハナヒゲウツボやオドリカクレエビなどを撮って、体内残留窒素もそろそろ限界。
深度を少しずつ上げ始めた。
すると、深場の砂地からライトを振ってサインが送られて来た。
一瞬迷ったが、これは下りるに値する何かが居るに違いないと判断した。
砂地へ下りてみると、予想通り見たことのないウミヘビが砂地から頭を顔を出していた。
「シャッターを切るのは1回だけ」と決めていた。
自分との約束は守ることにしている。
1回だけシャッターを切って撮った写真は、陸で確認すると見事なピンボケ写真だった。
これは図鑑にもは載せられないと思った。
それから2ヶ月が経過。
やっぱり投稿することに。
時間的な余裕が無ければこそ、もっと確実にカメラを固定して撮るべきだった。
後悔や反省。
次回に活かしていきたい。。。
そんな苦い思い出ばかりの本種モヨウタツウミヘビ(笑)
データ詳細

撮影日
2024.11.23 #1477
撮影ポイント
柏島 シシナカセ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)