ミナミバンドウイルカ
マイルカ科ハンドウイルカ属
2024.12.25:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、七尾湾、若狭湾、天草諸島、鹿児島湾、奄美諸島等の南西諸島。
【生息域】
【特徴】全身がほぼ灰色。背側はやや濃い灰色で腹側は明るい灰色。成体の体長は2m~3m。成長すると腹部に斑点が現れるのは本種の特徴。バンドウイルカに比べるとやや小柄で、吻もやや細長い点が異なる。
「柏島にイルカの親子」
2019年頃に柏島港内にイルカの親子が現れ、長期滞在している。
今回ここで使っている写真や動画は2024年11月に撮影したもの。
既に5年の歳月が流れている。
柏島の海が余程気に入ったのだろうか。
四国本島から柏島かかる橋の上や、港の岸壁にはこのイルカを目当てに多くの人達がカメラやスマホを向けている。まさに”アイドル現る!”と言った様相を呈している。
柏島の海は、先日亡くなった西田敏行主演の映画「釣りバカ日誌」の舞台になるなど、釣り人にも人気の海。
そして我々ダイバーにとっては、豊富な生き物たちが棲む”マクロ天国”とも称される超人気の海でもある。
そこへまた大人気のイルカの登場!
このイルカの親子はミナミバンドウイルカ。
そして。
背鰭の傷やその他の特徴などから、熊本県の天草で過去に撮影された個体と一致しているとか。
熊本県の天草から高知県の柏島へ。
随分と遠く長い旅をして来たことになる。
海で潜って港へ戻って来ると、イルカが待って?いる。
手を叩いたり、声で呼ぶと船のそばへ寄って来る。
フィンとシュノーケル・マスクを付けて、海へ飛び込むと
”遊ぼう~”とばかりに寄って来てくれる。
この時はお母さんの方か子供の方か分からないが、単独で遊びに来てくれた。
イルカは哺乳類で魚類ではない。
が、人懐っこく賢いイルカ!
余りにも可愛いので図鑑のメンバーに。
今日はクリスマス!
Maryy Christmas!!
データ詳細
撮影日
2024.11.23 休憩時間(#1479と#1480の間)
撮影ポイント
柏島 港内 船着場
使用機材
GoPro HERO 7 Black