マダイ
スズキ目タイ科
2024.6.1:投稿
【分布域】日本列島各地の沿岸、北海道以南の日本海・東シナ海。
【生息域】大陸棚の水深30~200mの岩礁域や砂礫底に生息。幼魚は内湾や沿岸の藻場、砂礫底に多い。
【特徴】体色は紫褐色を帯びた光沢のある淡紅色で、青い小斑点が散在する。体は側扁した楕円形で顎が前方にわずかに突き出る。尾鰭は大きく二叉する。
「海の魚の王!」
本種マダイは古来から”海の魚の王”として珍重され、祝い事や神事に重要な役割を果たしてきた(魚図鑑にも記載)
日本では正月や祝い事には、”鯛の尾頭付き”が祝いの膳に供されてきた。
また、我が家では子供が生まれた時
30cm程の鯛を皿に載せ、実家の母が
「王になれ、頭(かしら)になれ」と鯛の尾(王)と頭(かしら)を箸でさわり、生後数日の赤子の口元へと運ぶしぐさをする習わしがあった。
一方。
海中での初めての出会いは何時だったのか、はっきりとは憶えていない。
か、少なくとも、初めてマダイを撮ったのが冒頭の写真。
その後、何度かダイバーに慣れたマダイにも出会ってきた。
安良里のビーチポイント・黄金崎には「だいちゃん」の愛称を持つマダイがいる。
餌になる貝などを割ってくれることを期待してダイバーに寄って来る。
フレンドリーなマダイ!(笑)
参考写真:同じ時の同じマダイたち。
後方に写っているのはムラさん。懐かしい~。
ムラさんは現在沖縄のGreenGrassで活躍中。
データ詳細
撮影日
2010.07.09 #123
撮影ポイント
安良里 沖の根
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
「マダイ 幼魚」
ナイトダイビングでの出会い。
ブレブレの劣悪写真だが参考までに。。。
データ詳細
撮影日
2010.09.04 #139
撮影ポイント
田子 アジロ崎
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
「マダイ 群れ」
この時私は窒素が溜まり気味だった。
仲間より早目に、浅めの水深で安全停止に入った。
すると結構な数のマダイの群れが現れた。
何やら不穏な空気(水中)
写真は、その群れの中の1個体。
頭部が黒っぽくなり、眼が血走っていた。
厳しい表情!
どうしたっ!!
データ詳細
撮影日
2012.02.16 #269
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus XZ-1
「熱愛?! スクープ報道!」
これは”特ダネ”になるかも知れないと、心拍数が跳ね上がった。
気付かれないよう物陰に身を隠した。
このマダイ2尾は何をしているのか?
熱愛現場なのか?
縄張りをめぐってのバトルなのか?
この時。
私は写真週刊誌「FRIDAY」の特ダネカメラマンになりきっていた。
「FRIDAY」にこの写真が掲載されたかどうかはさて置き。。。
貴重なシーンだったことは間違いない!(自分だけは今もそう思っている)
ただ、「海の中の王者」に対して下世話な好奇心を向けた。
失礼の段、お許し頂きたい。
参考写真:同じ時の写真。
データ詳細
撮影日
2012.02.16 #269
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus XZ-1