ツユベラ

スズキ目ベラ科カンムリベラ属

2024.5.29:投稿



【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、沖ノ鳥島、神奈川県三浦半島、伊豆半島両岸(幼魚)、和歌山県串本(幼魚)、高知県柏島、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島。
【生息域】浅い岩礁やサンゴ礁で見られる普通種。幼魚は岩陰の小さな砂溜まりに単独で見られる。
【特徴】雄相は体側に1本の黄色い横帯があることが雌相との違い。雄相・雌相共に尾鰭付近に青色の斑点が集中している。雌相は赤褐色の体側全体に青い斑点が輝く。尾鰭は黄色。幼魚は赤い体に背面から黒い縁どりの白い斑紋が並ぶ。





「ツユベラ 幼魚」

伊豆半島でもツユベラの幼魚を季節来遊魚として見ることが出来る。
赤い体の背部に黒い縁どりの白色の斑紋が入る。
幼魚の動きはちょこまか・くねくねとしていて、ダイバーにも人気がある。


「きたぁ~!」と思っても、写真を確認すると微妙にピンボケ写真。
そんなことを何度繰り返したことか!!
それでも懲りずに、ツユベラの幼魚を見たら撮りたくなる(笑)




参考写真:2021.5.2 @奄美大島 手広海岸
こんなにも体が真っ直ぐな幼魚の写真は他にない。
図鑑写真用?!

データ詳細

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撮影日

2024.04.06 #1389

撮影ポイント

宮崎県 日南 ブランクストーン

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ツユベラの幼魚は、向きによってその表情がころころと変わる。
そんなところも強く惹かれる大きな要因。

 

この写真と参考写真は同じ時の同じ個体。
くねくね動くツユベラの幼魚の正面顔を狙って撮るのは至難の業。
意図してか?たまたまか?
そんなことはどちらでも良い(笑)

 

参考写真は一応正面顔。
コンマ0点何秒かの差でピントが尾鰭へ!

 

この”とぼけた”顔。
どうしても没写真にするには惜し過ぎる。。。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.02.24 #860

撮影ポイント

伊豆

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ツユベラ 若魚」

 

幼魚の時とは人相(魚相)が変わって、厳しい顔つきに。
背鰭に眼状斑が現れ、成魚では良く目立つ青色の斑点が尾柄部に集中して出現。
未だ尾鰭が黄色にはなっていない。

データ詳細

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撮影日

2015.09.21 #513

撮影ポイント

水納島 ポートウエスト

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ツユベラ 雌相」

 

成魚になると頭部に紺碧色の隈取り模様が見られるようになる。
この写真の個体を雌相としたのは、青色の斑点が尾鰭側に集中しているから。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.10.18 #927

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ツユベラ 雄相」

 

雄相は雌相に比べて頭部が黒っぽくなる。
胸鰭の後方にうっすらと黄色い横帯が見えている。

 

婚姻色になると黄色い横帯がもっと明瞭になる。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.02.13 #189

撮影ポイント

Palau Blue Corner

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

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