2024.4.22：投稿

【分布域】紀伊半島、琉球列島：インド・西太平洋。
【生息環境】潮間帯から浅場で見られ、内湾の砂底・砂泥底に生息している。
【特徴】はさみ脚、歩脚は全体的に白っぽい茶色をしており、各節に褐色の斑紋が入る。歩脚の指節は長い。眼柄は白く、眼は淡い茶色。時折、赤みの強い個体も見られ、体色には色彩変異がある。






「消去法？」

写真のヤドカリは第1、第2触角が青色。


ヤドカリ属の中で第1触角が青色なのは「テナガヤドカリ」だけ。
よって写真のヤドカリは
学名：Dardanus woodmasoni
和名：テナガヤドカリ
　　↑　↑　↑　↑　↑
（この情報は冒頭の写真を見たある専門家の見解）

「触角が青色」

図鑑を1ページずつ捲っていっても、触角が青色と書かれた種には当たらなかった。。。
そして、本種「テナガヤドカリ」の写真も、文字で書かれた特徴も「触角は青色」ではない。

それにしても、、、
図鑑に書かれている「テナガヤドカリ」の特徴と本種との間には様々な点で齟齬があるように思われる。



写真のヤドカリが「テナガヤドカリ」との説、間違っている可能性もある。
（他人（ひと）に意見を聞いておきながら、100％それを信じない私。。。）

本当に「テナガヤドカリ」かどうか自信は全くない。
遠慮なくご指摘・ご意見下さい。