ナガレハナサンゴ
ハナサンゴ科ナガレハナサンゴ属
2024.4.19:投稿
【分布域】静岡県西伊豆、長崎県上五島中通以南、種子島では稀。
【生息環境】水の濁った砂礫底を好む。並当たりが弱い礁斜面や岩礁斜面の水深10m以深で見られ、内湾や礁池・浅礁湖にも稀に生息することもある。
【特徴】花束状の群体。遠くから見ると半球形の塊状に見える。直径1mを超えることも珍しくない。
軟体部の色彩と特徴は主に緑色で、灰色または黄色がかった明るい色になる。触手は昼間もよく伸長する。触手先端は腎臓型または錨型で弧状になった縁は白っぽくなることが多い。樹枝状部の側面は、下方まで乳白色の共肉で覆われることが多い。
「ナガレハナサンゴ」
あまりにも鮮やかな緑色。
サンゴの上にはエビも何も棲んではいなかったが、ついレンズを向けてしまった。
今月上旬(2024年4月)
宮崎の海で。
宮崎県日南 南郷 ポイント名:五本松
多種多様なサンゴが根を覆い尽くしていた。
サンゴの写真を撮り集めるなら、ここかも知れない(笑)
データ詳細
撮影日
2024.04.05 #1385
撮影ポイント
宮崎県日南 五本松
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
甲殻類の図鑑を読んでいると、その種が共生するサンゴの名前が出てくる。
例えばニセアカホシカクレエビの項では「ナガレハナサンゴやパラオクサビライシに共生し触手上にたいてい複数で見られる」と紹介されている。
私のニセアカホシカクレエビの投稿では、パラオクサビライシと共生している写真ばかりだが。
この写真はヒメイソギンチャクエビが載っている。
データ詳細
撮影日
2018.06.13 #705
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「色のバリエーション」
ナガレハナサンゴは必ずしも”鮮やかな緑色”とは言えない個体もある。
黄色ぽいもの、灰緑色、褐色など色彩は豊富。
また、特徴の1つに「触手先端は肝臓型または錨型で弧状」と書かれている。
”肝臓型”という表現はあまり好きではないが、まぁ似ているかも知れない。。。
もう1つは”錨型”
船の錨(いかり)に似ているところから、本種の英名はアンカーコーラル(Anchor coralと呼ばれている。
因みにこの写真、ヒメイソギンチャクエビとしては没となり”日の目をみる”ことがなかった2枚である。
参考写真:同じ時の写真。
こんな感じでエビが隠れ棲んでいる。
データ詳細
撮影日
2020.12.06 #939
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)