オトメベラ
スズキ目ベラ科ニシキベラ属
2024.3.12:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、千葉県館山湾~鹿児島県錦江湾の太平洋沿岸、長崎県野母崎、男女群島、屋久島、琉球列島、南大東島。
【生息域】浅い岩礁やサンゴ礁で見られる普通種。
【特徴】雄相の体色は青色。胸鰭は青色の縁取りがあるピンク色の斑紋がある。雌相の体色は緑色。胸鰭は青色の縁取りがあるオレンジ色の斑紋がある。雌雄共に頭部には紫色~ピンク色のラインが入り、尾鰭の中心が黄色い。幼魚の体色は背側が橙緑色で、幼い程明るいオレンジ色近い。腹側は青みがかった白色。幼魚の背鰭と尾柄部に黒色斑があるのが他のベラ幼魚との識別ポイント。
「オトメベラ」
オトメベラの分布域は広い。
生息水深も格段深くはない。
個体数も少なくはない。
よって。
度々、目にする。
しかし。
動きが速い。
まるで挑発するかのように目の前を通過していく。
「オトメベラ 雌相」
何とかモノにしたオトメベラの雌相。
胸鰭をはじめ、背鰭も臀鰭も凝った色彩。
体側には細い横縞のラインがある。
参考写真:2010.11.24 @Malausia Sipadan Drop Off
実は青い体の雄相の方が格好いいと思う。
が、ろくな雄相の写真がない。
この後も、撮れる気がしない。
偶然を期待してシャッターを切り続けるしかないだろう。。。
データ詳細
撮影日
2020.12.06 #940
撮影ポイント
柏島 後浜no.3.5
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「オトメベラ 若魚」
ベラ図鑑に掲載されている8枚程の写真を見比べると、この個体は”若魚”世代だと思われる。
この世代のオトメベラも度々目にする。
データ詳細
撮影日
2015.12.09 #531
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「オトメベラ 幼魚」
この個体は幼魚の世代と言って良いと思う。
小さな小さな個体だった。
成魚以外の若魚と幼魚の写真は田子の沖の浮島根でのもの。
こうして自分の写真を見ると、喫緊の課題はオトメベラの雄相だということがはっきりした(笑)
データ詳細
撮影日
2021.01.24 #952
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)