アカマツカサ
キンメダイ目イットウダイ科
2023.11.17:投稿
【分布域】小笠原諸島、屋久島、奄美大島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の洞窟や穴などの暗がりで群れている。
【特徴】鰓蓋付近に黒色の帯がある。上顎より下顎がまえにでている。体側の鱗が大きく目立つ。第1背鰭が黄色いが閉じていることが多い。
「アカマツカサ」
イットウダイ科の魚には、本種アカマツカサやクロオビマツカサ、ヨゴレマツカサ、ナミマツカサなど良く似た種が多く、それぞれを識別するのは極めて難しい。
そうした中で、上顎より下顎が前に出ていることや、第1背鰭が黄色いのは有力な手がかりだと思う。
写真は屋久島での撮影。一緒にカゴカキダイが写っているのはいかにも屋久島らしい。
本種アカマツカサは小笠原諸島や琉球列島などの亜熱帯に生息するが、カゴカキダイは温帯種である。
これらが渾然一体(混然一体)となって生息しているのが屋久島の海!
データ詳細
撮影日
2014.11.01 #452
撮影ポイント
屋久島 一湊 お宮前
使用機材
Olympus XZ-1