マガタマエビ
ヨコシマエビ科マガタマエビ属
2023.10.25:投稿
【分布域】八丈島、柏島から琉球列島にかけた太平洋岸。
【生息環境】シラヒゲウニやマダラウニの棘の間に複数匹で生息。
【特徴】背中は半透明の体色に細い縦のラインが入り、側面は白色。腹部は赤(茶)褐色。第2胸脚を前に伸ばして、常に外向きの状態でいる。体長は5mm~10mm。
「勾玉エビ」
勾玉=マガタマは、古くは『古事記』や『日本書紀』に表記が見られる。
そんな由緒?のある名前の由来は、ずんぐりとした厚みのある体形からだろうか?
それにしても。
まず、ウニの何処に居るのか認識するのが第一難関。
そしてチョコチョコとよく動く。
出会ったのは、この時が最初で最後の1回きり。
真横から本種の体色の塗分けや、手を万歳状態にしているところを撮れれば良かったが、それは後の祭り。
ある図鑑には「シラヒゲウニを100回探したら1回見つかる」とも書かれている。
柏島ではもう少し高い確率で見ることが出来るようだが、まずは出会えたことを喜びたい。
参考写真:同じ時の同じ個体。
データ詳細
撮影日
2020.07.05 #887
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)