ウグイ(淡)

コイ目コイ科

2023.8.27:投稿



【分布域】南西諸島と東京都島嶼部を除き全国的に分布する。
【生息域】降海型(遡河回遊)と淡水型が存在する(*1)北方ほど降海型の比率が高い。河川上流域から下流域、湖沼に掛けて幅広く生息する。
【特徴】体色はこげ茶いろを帯びた銀色。体側に1本の縦帯が走る。腹部は繫殖期以外は銀白色。体の形は流水形で、成魚は全長20~30cm。最大50cmに達する。



「千歳川 源流」

2023年8月。
北海道に到着後、1本目は支笏湖で潜った。

2本目は、その支笏湖を源流とする千歳川へ。
川の流れに乗って下流へと進む、気持ちの良いリバーダイビング。


本種ウグイは日本における代表的な淡水魚。
是非とも今回の淡水ダイビングで撮りたい魚。

千歳川でのダイビング終盤、そのウグイを浅瀬で発見。
水面からの明るい陽射しの中、小さな群れを作って目の前を泳いでいた。

千歳川 ウグイ



その素早い動きを見て、咄嗟にカメラでは難しいだろうと判断しGoProで動画を撮った。
動画でも群れを追うのに四苦八苦。涙

動画から切り取った静止画は流石に解像度が悪い。

またのチャンスがあれば、やはりカメラでウグイを撮りたい。




ウグイは春(3月上旬~5月中旬)になると雌雄共に鮮やかな3本の朱色の縦線を持つ独特な婚姻色へと変化する。そうしたところから「アカウオ」や「サクラウグイ」と呼ばれることもある。
食性は雑食性。


*1)一生を河川で過ごすのが淡水型。
一旦、海に出るのが降海型。遡河回遊(そかかいゆう)とはサケなどのように海で生活し、産卵期に淡水に入ることを指す。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.08.04 #1301

撮影ポイント

北海道 千歳川 源流

使用機材

GoPro HERO 7 Black

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