コウワンテグリ
スズキ目ネズッポ科
2023.5.26:投稿
【分布域】南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深5m以浅の浅い岩礁、転石帯、ガレ場などに生息。水深1~5mの浅所に多い。
【特徴】体色は茶色。雄の第1背鰭は大きく3~4の眼状斑が並ぶ。鰓蓋の棘と横切る暗色帯がある。雌は臀びれに4本の幅広い赤茶色の斜帯がある。幼魚の体色は白色で頬の橙色域には黒色の縁取りがある。
「コウワンテグリ 若魚」
図鑑に「コウワンテグリ 若魚」として掲載されている個体と、私が出会ったコウワンテグリは殆ど同じ色彩をしている。確かに、掲載されている成魚や幼魚の写真はまたひと味違った色彩をしている。
鰭を開いてないのが惜しまれる。
ネズッポ科の他の種と本種との識別ポイントは、浅い生息水深にあるそうだ。
参考写真:同じ時の同じ個体のアップ写真。
赤い下唇と突き出たおちょぼ口が可愛い。
データ詳細
撮影日
2015.09.01 #506
撮影ポイント
伊豆海洋公園
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「人違い?」
自分が間違っていたから言う訳ではない!
本種コウワンテグリとセソコテグリの幼魚同士は実によく似ている。
データ詳細
撮影日
2017.07.29 #639
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)