Spinecheek anemonefish
スズキ目スズメダイ科Premnas属
2023.5.3:投稿
【分布域】西部太平洋(タイ、マレーシア、フィリピン、ニューギニア、ソロモン諸島)
【生息域】水深の浅い内湾のサンゴ礁で見られる。サンゴイソギンチャクを宿主としている。
【特徴】雄と若魚と幼魚の体色は鮮やかなオレンジ色だが、雄は褐色でくすんだ色合いをしている。雌雄共に、白色の横帯が眼の後方、体中央辺り、尾柄部に3本ある。さらに眼の下に2本の棘があるのが特徴。雌は大きいものでは17~18cmにもなるが雄は雌に比べて非常に小さい。
「クマノミ属ではなくPremnas属」
図鑑『スズメダイ』から以下抜粋。
Premnas属は1属1種。一生イソギンチャクに棲むクマノミ属と同じ生活をする。形態はクマノミ属と同じだがエラに棘がある点が異なる。
「早合点ばかり!」
雄と若魚と幼魚が鮮やかなオレンジ色で小さな体。
てっきりオレンジ色の色彩が幼魚から若魚で、褐色のくすんだ色彩の大きな個体が成魚だと早合点してしまっていた。
そして勝手にクマノミ属だと思い込んでいた。
日本の海にはいないし、仕方がない???笑
参考写真:2010.11.20 @Malysia Kapalai housereef
冒頭の写真を撮った前日に撮った写真。同じ個体かどうかは不明。
マレーシア・カパライの宿泊ホテル(コテージ)の周りは全て海。桟橋(通路)のような場所からジャイアントでエントリーすればそこがハウスリーフ。
この頃は無制限でもぐることが出来た。
データ詳細
撮影日
2010.11.21 #167
撮影ポイント
Malaysia Kapalai Housereef
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
「Spinecheek anemonefish 雌」
スズメダイ科の魚によくある”幼魚はカラフルだが、成魚は大きくて黒っぽい”パターンかと思ったが大間違いだった。
まぁ甲殻類などでも雄が弱々しくて小さく、雌の方が大きくことは普通にあること。
本種がいたのはカパライ・リゾートホテルのハウスリーフ。
潜降した場所の直ぐ近くの浅い水深。
本種の写真はどれも浮遊物の映り込みが激しい!
編集で消そうと試みたがお手上げ状態!
かえって不自然な写真になってしまうので諦めた。
あしからず。。。
データ詳細
撮影日
2010.11.21 #167
撮影ポイント
Malaysia Kapalai Housereef
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)