2023.4.8：投稿

【分布域】本州の各地沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域に生息。水深5～10mで複数～数百匹の大きな群れを作る。普通種。
【特徴】体色は茶褐色。尾柄部にある骨質板（突起）は黒色。尾鰭や臀鰭の縁は白色。成魚の全長は40ｍほど。体は側偏している。短い吻が前方に突き出ていて、その先に小さな口がある。




「ニザダイの大群」

屋久島の一湊・横瀬というポイント。
ニザダイの見事な群れを見ることが出来る。
数百、数千いるのではないかと思うほどのニザダイの黒いシルエットが塊になって生息している。

写真に写っているのは群れのごく一部に過ぎない。ワイドレンズを装着して撮影したいところ。


参考写真：2017.10.7　＠屋久島　永田　観音
こちらの群れは、横瀬ほどの大群ではなかったが充分見ごたえがあった。

「伊豆のニザダイ」

私が伊豆の海で親しんでいるニザダイは、この写真のようなペアーでいることが多い。
何組かのペアーがそこここで泳いでいるといった印象で決して大群ではない。
出会ってもほとんどの場合スルーする普通種中の普通種。
おそらく私だけではなく大多数のダイバーはレンズを向けない。
でも、その存在には気付いている。そんな魚。

参考写真：2012.7.24　＠田子　沖の浮島根
図鑑用に撮った１枚。