ウミエラカニダマシ
カニダマシ科ウミエラカニダマシ科
2023.2.2
【分布域】相模湾以南。
【生息環境】内湾の砂底や砂泥底に生息するヤナギウミエラやトゲウミエラの葉状体の間に隠れて棲んでいる。
【特徴】体は乳白色。甲の前縁とはさみ脚に不規則な暗褐色の模様がある。
「ナイトダイビングの成果?!」
何年振りだろう?
田子でナイトダイビングをするのは。
記録好きにとって、それを調べるのは容易いこと。笑
2021.4.3 @田子 アジロ崎 以来。
ナイトダイビングでは、昼間には観察出来ないものに遭遇する。
夜行性の生物が活発に動き回る姿。
それとは逆に、夜は眠ってじっとしている姿。(魚は眼を閉じずに眠る)
時には、昼間とは体色が異なる「夜間色」を見ることもある。
さて、本種。ウミエラカニダマシ!!
この時が初めての出会い。
図鑑には「日中も見られるが、(宿主の)ウミエラ類の多くは、夜間に砂中から出てくるため、観察は夜間の方が容易」と書かれている。さらに「夜は、葉状体から乗り出して、活発にプランクトンを採取している姿を観察出来る」と。
この時は、葉状体の方にいたウミエラカニダマシを、裏の茎?方へ誘導して撮らせて貰った。
参考写真:ウミエラカニダマシが隠れていたウミエラ。
撮影後、そこを離れる際「ホストの写真を撮らねば!」と思ったあたりは我ながら偉かったが。。。笑
緩い流れもあり、ピントも合わない、被写体が斜めのしょうもない1枚になってしまった。
葉状体側は、写真よりもっと綺麗なピンク色をしていた。
正直、何ウミエラか分からない。
データ詳細
撮影日
2023.01.28 #1233
撮影ポイント
田子 尊之島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「メルヘン???」
目ピンの甘さを隠すために、編集してメルヘンモドキな写真に仕上げてみた。笑
魚類だけではなく、本種のような甲殻類、そしてウミウシ類も、my新種はとにかく嬉しい。
データ詳細
撮影日
2023.01.28 #1233
撮影ポイント
田子 尊之島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)