キホシスズメダイ
スズキ目スズメダイ科スズメダイ属
2023.1.27:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の礁池や礁外縁、岩礁の水深10~40mに生息。
【特徴】体色はメタリックな水色。尾鰭は黄色。胸鰭基底に大きな黒斑がある。
「キホシスズメダイ 群れ」
本種キホシスズメダイは、潮通しの良いサンゴ礁近くにある開けた岩礁の中層で、大きな群れを作る普通種である。
写真は小笠原の父島でのものだが、かなりの数のキホシスズメダイが群れていた。
実は長い間、キホシスズメダイという名前が私を勘違いさせていた。
(勝手に私が勘違いしただけなのだが、、、)
背鰭後方の根元?に黄色い斑点(キホシ)があるのがキホシスズメダイだとばかり思っていた。
それは間違いで、キホシスズメダイの成魚には黄色い斑点はない。
黄色い斑点がそこにあるのは、大体「ズメダイ」だった。
名前の由来は各鱗1枚1枚に黄色い点があること。ただし、この黄色い点は標本にしないと分からないとか。
そういう名前ヤメテホシイ!!
さて、そんな事情も手伝ってキホシスズメダイの成魚の個体写真を撮っていない。
参考写真:同じ時の別写真を拡大。
拡大しているので画質が酷く悪い。
水色がかった銀色に見える体に、黄色い尾鰭の魚がキホシスズメダイの成魚。
データ詳細
撮影日
2017.05.06 #625
撮影ポイント
小笠原諸島 父島 イーグルレイロック
使用機材
Olympus XZ-1
この個体も明らかにキホシスズメダイの幼魚の世代。
ただ、上の写真の幼魚達より成魚に近い体色をしている。まだまだ、成魚に比べてスレンダーな体ではある。
データ詳細
撮影日
2017.07.28 #636
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)