クジャクスズメダイ
スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属
2022.11.29:投稿
【分布域】琉球列島:インド・西太平洋。
【生息域】サンゴ礁域の水深16m以浅の内湾や礁池で、ガレ場や砂地が多いサンゴ礁の側面や上で群れを作っている。
【特徴】体色はコバルトブルーから淡い水色。体側に青色の点列のラインが多数入る。若魚や成魚には眼の後方、鰓蓋上部に黒っぽい斑点がある。体長は7~8㎝程。
「クジャクスズメダイ」
本種はクジャクスズメダイという和名があることでも分かる通り、日本の海にも生息する。だが、それは極めて稀である。国内での分布域は琉球列島以南とされている。
私自身、日本でクジャクスズメダイを見たことがない。
冒頭の写真は、2020年3月 コロナウイルスの感染が国内市中で広まるギリギリ直前に行ったパラオの海で撮影したもの。
名前の由来は、クジャク(孔雀)の雄が持つ、広げると扇状になる美しい羽根の色に似ていることによる。
また、英名:Sapphire damsel (サファイア・ダムゼル)
クジャクにサファイア、美しいこと請け合いの名前を持つスズメダイである。
データ詳細
撮影日
2020.03.22
撮影ポイント
#868
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「クジャクスズメダイの体色」
クジャクスズメダイは生息する海の地域によって体色が変化するとか。
コバルトブルーや少し緑色がかった淡い水色の体色に加えて、尾鰭の先端が糸状に伸長する姿も美しい。
この写真は初めて行ったタイ・スリン島でのもの。
約2年半振りに行った海外の海で出会ったクジャクスズメダイである。
データ詳細
撮影日
2022.11.24 #1209
撮影ポイント
Thailand Surin Island Pineapple Bay
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)