ミドリアメフラシ
アメフラシ科アメフラシ属
2022.9.30:投稿
【分布域】インドー西太平洋、中部太平洋。
【特徴】体地色は淡黄緑色から黄褐色。但し生息地により変異幅が大きくオリーブ色や茶褐色のものもある。体表全体には白色の細点が散在し、この内のいくつかは黒褐色で囲まれるものもある。80mmに達する。
「タイドプール」
タイドプールとは、干潮時に岩礁やサンゴ礁の窪地に海水が取り残されて溜まった場所。潮溜まりとも呼ばれる。
佐渡島ツアーの中日。
小木のダイビングショップのそばには自然が創り出した洞窟があった。
秋の強い陽射しを避け、洞窟の中で昼食の弁当を食べた。
食べ終わると引率インストラクターのミカちゃんが「タイドプール行ってみますか?何か新種がいるかも知れないですヨ」と声をかけてきた。
断る理由など1つも無い。2つ返事でカメラを持って入って行った。
今まで、タイドプールでローソクギンポなどを撮った半水面の写真を羨望の眼差しで見てきた。
小木の海岸に出来たタイドプールにもクサフグやイシダイの幼魚などがちょろちょろ泳いでいた。
が、水深1m前後の海面でシュノーケリングの不安定な体勢で写真を撮るのはかなりハードルが高かった。
たまたま、近くにいたS月さんが「アメフラシは興味ありませんか?」と言って教えてくれたのが本種。
ありがとうございます。初めての種だった。
データ詳細
撮影日
2022.09.18 #1180と#1181の間
撮影ポイント
佐渡島 小木
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)