テングモウミウシ
ハダカモウミウシ科オオアリモウミウシ属
2022.7.29:投稿
【分布域】日本、インドネシア。
【特徴】体地色は白色。背面正中線上には黒色の斑紋がある。両眼の間から吻端にかけて橙黄色の細い線がある。眼の後方には褐色斑がある。触角は白色で先端のみが黒色に染まる。背面突起は灰緑色で水色の細点が入る。先端は白色で、そのやや下側に橙黄色の輪がある。6㎜に達する。
「限界!」
冒頭の写真は、下の参考写真をトリミングして拡大したもの。
拡大もこの辺が「限界」、これ以上はテングモウミウシの”眼”がぼやけてくる。
西表島の現地ガイドのトシさんが砂地に生息する(生えている)コテングノハウチワを1枚ずつ丁寧にチックしていく。その地道な作業をまるで”傍観者”の様に見守りながら、彼がスレートに何やら書き始めると急いで近づいて行く。
近づいて目を凝らして見るが、私の”目”にはぼやけて見える。
もはやこの小ささは「限界」を超えている。
本種をはじめ、トウアカクマノミやイリオモテモウミウシを撮った「ㇶナイビーチ」は西表島を代表するマクロポイント。
名前には「ビーチ」が付くがボートポイントである。
参考写真:冒頭の写真の元写真(トリミング前)
指示棒との比較で本種のサイズ感分かる。
データ詳細
撮影日
2022.07.16 #1154
撮影ポイント
西表島 ㇶナイビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)