ニセゴイシウツボ
アナゴ目ウツボ科
2022.4.19:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、屋久島、琉球列島。
【生息域】内湾の浅海、沿岸の岩礁やサンゴ礁の浅い海から水深100m近い深海まで生息域は広い。
【特徴】ウツボ科の中では大型種。鰭を含めた体中に円形、或いはそれらが繋がった黒色斑が散在する。口の中にも黒色斑があるのが特徴。
「本物の居ない、偽物?!」
何故なんだ~??
「ゴイシウツボ」が居ないのに「”ニセ”ゴイシウツボ」とは~!
長らく、怒り?を伴ってそう思ってきた。笑
今回初めて知った!
かつては本物?のゴイシウツボも居たそうだ。
ところが、ゴイシウツボとニセゴイシウツボは「シノニム*1)」であることが判明。
先に記載されていた「ニセゴイシウツボ」に統一された。
これが真相。
*1)生物の命名法におけるシノニムとは、同一と見なされる分類群(種や属など)に付けられた学名が複数ある場合に、そのそれぞれをいう。(Wikipedoa より)
2017年、やっとニセゴイシウツボに会えた。
流石! 屋久島・一湊タンク下
さすが! 現地ガイド・至さん!
この後数回ニセゴイシウツボの写真を撮ったが、口を開けてその特徴である口の中の斑紋を見せてくれたのは冒頭の写真のこの個体のみ。
データ詳細
撮影日
2017.10.08 #652
撮影ポイント
屋久島 一湊 タンク下
使用機材
Olympus XZ-1