カノコダカラ
タカラガイ科タカラガイ属
2022.4.17:投稿
【分布域】日本の本州南部以南。
【生息域】岩礁の潮間帯から水深20m程度の浅海に生息。
【特徴】殻高2~3㎝。形は通常紡錘形。殻の背面には茶褐色の地に白色の円斑が多数ある。薄いオレンジ色の外套膜には小さな突起が散在する。腹面は白色で、殻口の外唇には細かい歯が並ぶ。
「図書館」オーシャン・トライブ
何時だったか、玉手君(インストラクター)にお店に備えられている十数冊の図鑑を見せてもらったことがある。向上心旺盛な彼が各種図鑑を手配して揃えた(購入した)ようだ。
冒頭の写真は4月初旬に撮影したが、名前が分からなかった。初めて見るタカラガイ。
良いことを思いついた!笑
「図書館」オーシャン・トライブの蔵書を使えば分かるに違いない!
海へ行く日、やや早目にお店に到着。
図鑑「タカラガイ」を手にとってペラペラ捲ると、直ぐにドンピシャの写真をその中に見付けた。
「カノコダカラ」=鹿子宝
背側は鹿と同じ斑模様、腹側も鹿と同じ真っ白。
鹿の子の模様をしたタカラガイだった。
これからも「図書館」オーシャン・トライブを大いに活用させて貰おうと勝手に思っている。
データ詳細
撮影日
2022.04.02 #1114
撮影ポイント
田子 小蝶アラシ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)