セグロサンゴヤドカリ
ヤドカリ科サンゴヤドカリ属
2022.4.14:投稿
【分布域】伊豆半島以南の太平洋側、能登半島(日本海側)。
【生息域】潮間帯から水深10m位までの岩礁域やサンゴ礁域の礁原や礁斜面に生息。
【特徴】歩脚は基部のみが濃い褐色で他の部分はオレンジ色。指先先端部は白色(最先端は黒色)。はさみ脚は黒褐色。眼柄はオレンジ色で先端部は青色。その青色の中に黒色の細点が散らばる。
「セグロ(背黒)サンゴヤドカリ」
前甲の前半部が濃い茶褐色になることが和名の由来。
残念ながら写真の個体は甲を見せていない。
素人の私見に過ぎないが、ヤドカリ類が甲まで見せていることは少ない。
自分が撮った写真と図鑑の写真の特徴が、見事に一致して種を特定出来ると嬉しくなる。
セグロサンゴヤドカリもその代表的な例。
*本種が属す「ヤドカリ科」の特徴は、はさみ脚が左右同じ大きさか、或いは左はさみ脚が大きくなる。
データ詳細
撮影日
2020.10.18 #928
撮影ポイント
屋久島 吉田 トンネル下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)