2022.4.15：投稿

【分布域】日本
【特徴】体地色は緑色。体全体に白色の細点が散在する。側足縁は黄色みを帯びた淡色線で縁取られる。この線は断続する場合もある。触角先端は濃紺色。20mmに達する。
【識別ポイント】同属のアズキミドリガイに似るが、本種クロミドリガイは尾の先端が濃紺色にならない。



城ケ島　梶が浜ビーチ

クロミドリガイは田子や伊豆海洋公園で撮った写真もあるが、ピックアップしたのは何れも城ケ島　梶が浜ビーチでのもの。

しかも３月９日と３月８日の日付。
恐らくダンゴウオを狙って城ケ島をリクエスト。その際クロミドリガイに会ったのだろう。

自覚はまるでなかったが、本種も属すチゴミドリガイ科ゴクラクミドリガイ属のウミウシが好きらしい。


参考写真：同じ時の同じ個体の写真。
別アングルで。
触角基部の小さな黒点はウミウシの眼（上の写真にも）

冒頭の写真の個体とはやや雰囲気が違うが、濃紺色の触角や側足縁の黄色みを帯びた淡色線が断続的に縁取っていることがよく分かる。

2013年の写真。
カメラの性能のせいか？撮影技術の問題か？
写真としてはイマイチ、イマ二、イマサン位？