Twin spot combtooth blenny
スズキ目イソギンポ科
2022.3.14:投稿
【分布域】フィリピン、ボルネオ島北東部。
【生息域】沿岸の礁斜面に生息。生息水深は1~15m。
【特徴】体色は背側は茶褐色だが個体により濃淡がある。腹側は白色。眼の後方から黒色の縦帯が延びる。腹側中央に2つの黒色斑がある。体長は4㎝程の小型種。
フィリピンとボルネオ島北東部の地域限定種。
日本の海にはいないので和名はない。
英名:Twin spot combtooth blenny
学名:Ecsenius bimaculatus Springer,1971
当然ではあるが図鑑『日本の海水魚』に記載はない。
仕方なく、ネットを調べると「15$」とか出てくる!
おいおい!違うだろう!笑
アクアリスト向けのサイトへ行ってしまったようだ!
こうしたサイトでは「ツースポットブレニー」と呼ばれているようだ。
ここに掲載した写真は何れも、2010年と2011年にマレーシアへ行った時のもの。
コタキナバル空港で買い求めた 図鑑「 a diver’s guide to 『Reef Life』」がとても役に立っている。
買った時は無駄遣いかな?と思ったりしたが、大正解だった。
データ詳細
撮影日
2011.11.22 #256
撮影ポイント
Siamil pygmy rock
使用機材
Olympus XZ-1
”地上の楽園”のようだったマレーシアのカパライ・リゾート。
オーシャンと出会ったばかりの頃に行った懐かしい海。
2011年を最後に行くことが出来ない。
海賊の出没など治安に問題があると聞いていた。
今はどうなのだろう?? 今はコロナ禍という別の問題が行く手を阻んでいる。
10数年前の私が見付けることが出来て、写真を撮ることも出来たということは、Twin spotcombtooth blenny 彼の海では普通種なのだろう。
また、本種に挨拶に行きたい!!
データ詳細
撮影日
2010.11.20 #159
撮影ポイント
Malaysia Siamil Creepy Garden
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)