アカフチリュウグウウミウシ

フジタウミウシ科クロスジリュウグウウミウシ属

2021.12.25:投稿



【分布域】インドー西太平洋。
【特徴】体地色は黒色から暗緑色。触角褶葉、触角鞘縁、腹足縁、口触手の縁、尾の斑紋は朱色。体表には明るい緑色の縦線や小円斑が多数走る。二次鰓は暗緑色。軸は明るい緑色。中には軸の先が朱色になるものもある。縦線や小円斑はやや盛り上がる。40mに達する。


「失礼の段」

2020年のクリスマスイブの投稿で本種に礼を欠いた言葉を並べてしまった。
「クリスマスカラー(赤と緑)のウミウシを手持ちの写真の中で探したがアカフチリュウグウウミウシしか見つからなかった。その写真はちょっと違う?ので”サメジマオトメウミウシ”に代役を依頼した」と。


「アカフチリュウグウウミウシ”しか”」
”しか”とは失礼極まりない。

「その写真はちょっと違う?」
何がどう”ちょっと違う?”のか。。。


2021年。
失礼の段を深く反省し頭を下げて、アカフチリュウグウウミウシにイブではなくクリスマス当日に登場願った!

じっくりとウミウシ図鑑のページを捲ってみても赤と緑二色のウミウシは見当たらない。
アカフチリュウグウウミウシは貴重なカラーリングのウミウシのようだ。



何故かアカフチリュウグウウミウシは冒頭の写真1枚のみ。
2012年11月 石垣島にて。
しかも、この時は何でもかんでも”青抜き”に凝っていた時期。赤と緑というより青色の印象が強く残る。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.11.03 #313

撮影ポイント

石垣島 インディアンの塔

使用機材

Olympus XZ-1

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