カタボシオオモンハゼ
スズキ目ハゼ科オオモンハゼ属
2021.11.25:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆・小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。生息水深は1~35m。サンゴの周辺の砂底やガレ場で単独で見られる。
【特徴】体色は灰色。胸鰭基部の上に黒色で縁取られた黄色斑がある(場合によっては不明瞭)体側中央に6赤色斑が縦列する。体長は約5cm。普通種。
普通種でもあり、生息水深も広い。個体数もそれなりに多い。警戒心もさほど強くない。
これだけ条件が揃えば、さすがに紹介されずとも、自分で見つけては本種をよく撮る。
本種カタボシオオモンハゼは眼下に明瞭な黒色の垂線がある。これはオオモンハゼ属の仲間に共通の特徴。また吻は短く丸く突き出しているのも本属の特徴。
日本ではこのオオモンハゼ属は4種が生息する。本種の他はオオモンハゼ・アデオオモンハゼ・オオモンハゼ属の1種。
データ詳細
撮影日
2019.10.20 #838
撮影ポイント
瀬底島 ラビリンス
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「密かな愉しみ」
自分の撮った写真の隅から隅まで注意深く見て”新発見”を探すのが趣味。
この写真は下の参考写真と同じ個体。下の写真の方が18秒前に撮っている。
参考写真には右奥にもう1匹違うハゼがアウトフォーカスで写っている。恐らくセスジサンカクハゼかセボシサンカクハゼ。ぼやけているので良く分からない。
写真を撮っている時はその存在に全く気付いていなかった。
たった18秒の間に姿を消している。
「ヒヒッ!まったく気付いてないナ」と赤い目をしたハゼがほくそ笑んでいる。
データ詳細
撮影日
2020.09.22 #916
撮影ポイント
小笠原諸島 弟島 鹿浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)