イチモンジブダイ

スズキ目ブダイ科アオブダイ属

2021.8.7:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い浅い岩礁やサンゴ礁に生息。礁外縁の礁斜面などで多く見られる。
【特徴】成魚・雄相は頭部周辺に暗色域がある。眼の下から唇の上を通る青色のラインがある。尾鰭両端が長く伸びる。
成魚・雌相の体色は変化が著しい。体側中央に暗色域があり、そこに青色と暗色の斑紋がある。この斑紋の色も白色のこともある。体側中央に1本の縦帯があることもある。
幼魚は体色が茶色で濃淡の薄い縦縞が入る。この縦縞は細く不明瞭。尾鰭は暗黄色。



「イチモンジブダイ 雌相」

私感ではあるが、イチモンジブダイの雌相は海の中でも判別が容易であり、比較的よく見かける。
よく見かけるのは、イチモンジブダイが分布するような海で私がよく潜っているということか 笑



参考写真:2013.11 @沖縄本島 恩納村
上の【特徴】にも書いたが特に雌相は体色や色彩に変化が多い。しかし、案外イチモンジブダイの雌相は判りやすい。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2012.11.04 #315

撮影ポイント

石垣島 マンタシティーポイント

使用機材

Olympus XZ-1

イチモンジブダイ  雄相

 

ブダイの雄相を海の中で判別するのは難しい。
不勉強が原因かもしれないが、なかなかに難しい。

 

とりあえずブダイを見たら手当たり次第撮るようにしている。
が、体が大きなブダイの雄相を撮るのも難しい。
(この写真も尾鰭がフレームアウト、何故か上の方に被写体が)

 

難しくても、ブダイの雄相も集めたい。

 

対策を練るしかない。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.10.17 #925

撮影ポイント

屋久島 一湊 タンク下

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

イチモンジブダイ   幼魚

 

「日本の海水魚」(山渓ハンディ図鑑)には
「雌相と幼魚には体側に1白斑があることが特徴」と描かれている。

 

写真の個体はまさにその通り1白斑がある。
しかし、この白斑が無い幼魚もいる。
尾鰭が暗黄色であることやその他総合的に判断するべきだろう。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.06 #834

撮影ポイント

屋久島 永田 オツセ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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