タテジマヤッコ
スズキ目キンチャクダイ科タテジマヤッコ属
【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、屋久島、琉球列島。
【生息域】やや深い潮通しの良い岩礁やサンゴ礁外縁の斜面の中層に生息する。
【特徴】雌性先熟で雌と幼魚はほぼ同じ色形。体の地色は白色。眼の後ろから尾鰭下端に繋がる幅の広いラインが1本あり、その下に数本の細いラインがある。背鰭は黒色で尾鰭の両端も黒色。尾鰭や臀鰭と背中には小さな斑点が散在する。
雄は胸鰭が黒色で、これは雄のみの特徴。背鰭も黒色。尾鰭は両端が糸状に伸長していて、中央には細点が散在。雄も眼の後ろから数本の縦縞が尾柄まで走る。後頭部に黄色斑がある個体も見られる。
タテジマヤッコはハーレムを作るが1つの群れに複数の雄が存在する少夫多妻。
「タテジマヤッコ 雌」
最近タテジマヤッコの成魚を撮っていない。従って??雄の良い写真がない。
雌・幼魚からスタート。
幼魚というには既に少し大きくなった個体。幼魚→雌の世代。
ダイブ本数・1001本目。 初心に戻って再スタート。田子の白崎でこのタテジマヤッコとの駆け引きを楽しんだ。
上のような「図鑑写真」より下(参考写真)のような”表情”のある写真の方が実は好み。同じ個体。
データ詳細
撮影日
2021.05.29 #1001
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
タテジマヤッコ 幼魚
この個体は未だサイズが小さかったので、幼魚と言って良いと思う。
1枚目と2枚目、色形はほぼ同じである。
データ詳細
撮影日
2015.11.16 #528
撮影ポイント
田子 白崎
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
タテジマヤッコ 雄
雄の特徴、胸鰭が黒色であること。尾鰭両端が糸状に伸長すること。後頭部に黄色い斑紋があるがこの写真では判りにくい。
出来るだけ早いタイミングで「タテジマヤッコ 雄」のもう少しまともな写真と差し替えたい。
データ詳細
撮影日
2012.08.04 #295
撮影ポイント
フィリピン バリカサグ ブラックフォレスト
使用機材
Olympus XZ-1