ロクセンフエダイ

スズキ目フエダイ科

2022.12.27:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域、岩礁域に生息。幼魚は内湾で多く見られる。
【特徴】体色は鮮やかな黄色。体側に細い青(水)色の縦線が5本入る。頭部には6本入る。体側に1黒斑を出す個体もいる。幼魚は左右の眼を結ぶように吻に黒線があり、体側には1黒斑がある。フエダイ科の中では小型種。



「ロクセンフエダイ 幼魚」

”ロクセンフエダイの写真”として手元にあるのは全て幼魚のものばかり。

今迄ロクセンフエダイの成魚に会ったことがないとは思えないが、無いものはない。

本種ロクセンフエダイの成魚も写真では、ぱっと見”ゴセンフエダイ”だが、頭部の鰓辺りに短い線が1本あり”ロクセン”は眉唾ではないらしい。


幼魚に至っては4本しかないようにも見える。
吻の黒色のラインや体後半部の黒斑などからロクセンフエダイであると判断できる。




データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.11.19 #932

撮影ポイント

黄金崎ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ロクセンフエダイは幼魚の写真ばかり。
そして撮影場所も、黄金崎ビーチでのものばかりである。

 

確かに黄金崎ビーチは、ロクセンフエダイの幼魚が「内湾で多く見られる」という本種の生息域に合致する。

 

参考写真:同じ時の同じ個体の写真。
冒頭の写真の個体より全体に体色が白っぽい。中央の青色のラインとラインの間のみ黄色が濃い。
この個体を撮ったのは黄金崎ビーチの砂地だった。
いる場所で体色が変化するのだろうか?

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2017.10.25 #657

撮影ポイント

黄金崎ビーチ

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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