ホソスジイロウミウシ
イロウミウシ科ミスジアオイロウミウシ属
2023.5.11:投稿
【分布域】西太平洋。
【特徴】体色は黒褐色から黒色。外套膜最外周は橙色から朱色で縁取られる。背面には白色の細い縦線が密に入る。外側の線は、触角の前方と二次鰓の後方で繋がり輪状になる。触角と二次鰓は橙色から赤褐色で白色細点が密に散在する。45mmに達する。
「奄美大島はウミウシの宝庫」
2023年の奄美大島ツアー2日目。
いよいよお目当てのニシキテグリ狙いで、日没前の時間帯に「ピアテグリ」と言うポイントへ入った。
ニシキテグリが棲むユビエダハマサンゴへと泳ぐ道中、ほんの10分程の間。
既にウミウシを4~5種類撮影した。
本種ホソスジイロウミウシを一目見た途端に”初見”のウミウシだと分かった。
何ともシックで大人な感じのウミウシ。
どの図鑑でも殆ど奄美大島で撮影された写真が使われている。奄美大島の他では沖縄本島中部の東海岸での写真。
奄美大島は、他の海では中々会えない種をはじめ多種多様なウミウシ達の宝庫と言えるだろう。
参考写真:同じ時の同じ個体。
データ詳細
撮影日
2023.05.05 #1270
撮影ポイント
奄美大島 ピアテグリ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)