トモシビイトヒキベラ
スズキ目ベラ科イトヒキベラ属
2023.11.3:投稿
【分布域】八丈島、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深20m前後の潮通しの良い岩礁斜面やサンゴ礁外縁斜面などで見られる。
【特徴】雌雄の色彩はほぼ同じ。雄相の背鰭付根に鮮やかな赤い帯がある。雌相の背鰭は暗い青色。臀鰭は赤色。
「トモシビイトヒキベラ(前編)」
このベラの存在を知ったのは2014年。
屋久島の海。ガイドは現地ガイドの至さん。
何かを見に行く途中、まさに通りすがりに「トモシビイトヒキベラ」と教えられた。
もちろん?!そんな”通りすがり”で写真をモノに出来るような魚ではない。
”通りすがり”どころか、何年屋久島へ通っても、毎年チャレンジしても、未だに満足な本種を撮ることが出来ない(上手い人なら初対面でバシッと撮れるだろうが。。。)
まず、その名前が良い!!
トモシビ、ともしび、灯火。
鰭を全開にしていれば、その名前の由来は説明せずとも理解できる。
残念ながら、今回の投稿は”予告編”だと思って貰いたい。
”本編”は鰭全開の写真が撮れた時に改めて!(笑)
参考写真:同じ時の別個体。
こちらは恐らく雄相。
冒頭の写真の個体は、背鰭の色彩から多分雌相。
データ詳細
撮影日
2023.10.01 #1324
撮影ポイント
屋久島 K2(サザナミ)
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)