ツツイシミノウミウシ

ツツイシミノウミウシ科ツツイシミノウミウシ属

2023.9.25:投稿



【分布域】インドー太平洋。
【特徴】体色は淡紫色から赤紫色。頭部と心嚢域は白色。背側突起は短く密生している。突起の先端よりやや下側に体色と同じ色の輪がある。触角は大きく丸く膨らんでいて、左右の触角が相接するように立っている。褶葉には白色の色素がわずかに散る。口触手はピンク色で先端が白色。18mmに達する。



「八丈島での出会い」

ツツイシミノウミウシには今までに都合2回出会った。
何れも八丈島のビーチポイントで。

冒頭の写真は私の800本記念の時。
この日は時化ていて、ほぼ全てのビーチポイントはクローズ。頼みのボートポイントも船が出ず。
そんな時の八丈島の”最後の砦”の神湊港。
最大深度5.9m
平均深度3.0m
ここはこの日、穏やかな海況で各自が自由に生き物を探してカメラを構えた。

そんな思い出に残る記念ダイビングでの、本種ツツイシミノウミウシとの出会いだった。



参考写真:2017.7.28 @八丈島 ナズマド
こちらは八丈島のメインポイント・ナズマドでの出会い。
はっきりした記憶はないが、誰かに教えてもらって撮ったような気がする。



さて、本種の名前。
「tutuisi」とPCに打ち込むと「筒石」と候補が出てくる。
その「筒石」こそ、本種の日本初記録の場所であり、和名の由来だそうだ.。
新潟県青梅町筒石。糸魚川市と上越市の間に位置する日本海沿岸の街のようだ。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.05.21 #800

撮影ポイント

八丈島 神湊港

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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