サクラコシオリエビ
コシオリエビ科ヒヅメコシオリエビ属
2023.7.13:再投稿
2023年6月。柏島 レッドロック。
サクラコシオリエビはサクラコシオリエビでも、なかなか”肝の据わった”個体に巡り合った!
彼?彼女?の”肖像写真”(敬意を込めて)は最後尾に。
2021.12.5:投稿
【分布域】八丈島、和歌山県、高知県、琉球列島:フィリピン、インドネシア。
【生息環境】15m以深のサンゴ礁や岩礁に生息するミズガメカイメンやワタトリカイメンなど大型のつぼ状カイメンに共生している。宿主の側面にあるヒダの付近に隠れている。
【特徴】体色は鮮やかなピンク色あるいは紫色。体全体に毛が密に生えている。歩脚や甲の周縁には明紫色の細線がある。
英名:ピンクスクワットロブスター
和名:サクラコシオリエビ
かつては和名もなくピンクスクワットロブスターという英名で呼ばれていた。
また、東南アジアでは頻繫に観察されるものの、日本での生息記録はなかった。
ネットでは2009年に国内で撮影した本種の写真があがっている。もしかしたら、もう少し前から日本での観察例が有るのかも知れない。
私が始めて見たのは2021年10月の屋久島。
のはずだった。。。
「ここら辺」と指差して紹介されたが、何のこと?どれのこと?皆目何を見せられているのかさえ分からなかった。
視界の中には入れたのだろうが、”認識”しなかったのだから「見た」とは言えない。
後で皆の素晴らしいサクラコシオリエビの写真を見せて貰った。
くぅ~!あんなに見たかったのにっ!私の目は節穴か~!
屋久島でのニアミス?から約2ヶ月後の柏島でのラストダイブ。
今度こそ!の想いを胸に海へ。
その海の中、伊豆にもいるアカスジウミタケハゼをターゲットにして、オートフォーカス後のピント微調整の練習をしていた。その時インストラクターのミカちゃんが呼びに来た。付いて行くとサクラコシオリエビに皆が群がって撮っている。
もう~危ない危ない。写真練習なんかしている場合ではない。また撮り逃がすところだった。
こうして危ない橋を渡りながらも、無事に初対面と初撮影に成功したサクラコシオリエビ!
参考写真:同じ時の同じ個体。
”さくら”に相応しく、淡い色調に編集してみた。
データ詳細
撮影日
2021.11.28 #1076
撮影ポイント
柏島 民家下北北
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「真正面!」
人も様々。百人十色。
コシオリエビも様々。色々な個体がいる。
今回出会ったサクラコシオリエビは、なかなかの人物(異尾類)だった。
真正面をしっかりと見据えて、微動だにしない。
大物の風情・その風格!感服致しました。笑
まるで偉人の肖像画のよう!
データ詳細
撮影日
2023.06.17 #1284
撮影ポイント
柏島 レッドロック
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)