クチバイロウミウシ
イロウミウシ科シノビイロウミウシ属
2024.7.11:投稿
【分布域】中部太平洋、西太平洋。
【特徴】体地色は薄紫色。外套膜周縁部は橙色から赤色の色帯で縁取られる。この色帯は触角の外側で途切れ、その部分は紫色になる。触角は体地色と同じで褶葉部分が橙色から赤色になる。二次鰓も体地色と同じ軸と葉脈の部分が橙色から赤色になる。10mmに達する。
「クチバイロウミウシ」
こんなに可愛らしい色彩のウミウシが「朽葉色」???
朽葉とは落ち葉のこと。散って地面に落ちて腐った葉っぱの色。
なぜ~?
ちょっと憤慨して調べていると
「くちばいろ」は赤みを帯びた黄色の意味合いも。
納得!(笑)
図鑑に掲載されている写真の個体より、出会った個体は縦に縮こまっていた。
触角の外側では紫色になり、橙色の帯が途切れる本種の特徴はピッタリ。
データ詳細
撮影日
2024.06.28 #1414
撮影ポイント
沖縄本島 恩納村 山田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)